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- ALL-ON-4 とは?
1日で噛める『ALL-ON-4』とは?
オールオンフォーは 4 本のインプラントのみで歯を
固定するという画期的な治療方法です。
従来、無歯顎(歯の無い人)には『総入れ歯』もしくは、片顎 8 本~ 10 本のインプラントを埋入しなければならなかったのですが、ポルトガルのクリニカマロの Dr.Paulo Malo( パウロ・マロ)によって開発された最新のインプラント治療法のAll-On-4(オールオンフォーは 4 本のインプラントのみで歯を固定するという画期的な治療方法です。また、All-On-4 (オールオンフォー)は固定式の仮歯を治療当日に入れられるため、固定が得られれば治療した即日に噛むことができ、普通の食事が可能です。
どんな人におすすめなの?
All on-4はどんな患者さんにお勧めできるものなのでしょうか。
- 総入れ歯の方
- 現在、総入れ歯をしている方はインプラントにしたくても「多くの本数インプラントを埋める」しか選択肢がありませんでした。1本あたりのインプラント治療費は決して安くはなく高額な治療費になってしまいます。しかし、All on-4では顎に埋めるインプラントは4本です。4本であれば経済的な負担も少なくできます。また、ブリッジのように被せれば完成するので入れ歯の不快感が苦手な方にもおすすめできます。
- 経済的な負担を軽減したい方
- インプラントを実際の歯の本数、骨に埋めるに比べるとAll on-4は4本だけで済むので経済的な負担は少なくなります。人間は片方の顎に14本歯が生えていることになるので約3分の1で済むことになります。
- 身体的な負担軽減したい方
- インプラント手術をすると少なからず身体的な負担がかかります。そこで身体的に多少不安を抱えている方はAll on-4治療をおすすめします。手術後の腫れや痛みも・手術時間もAll on-4の方が短時間で済みます。
どんなメリットがあるの?
All on-4の治療法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。インプラント治療と比較してみたメリットについて紹介していきます。
- 適用範囲が広い
- 通常のインプラント手術では顎の骨の厚さと高さが十分でなければインプラント手術を行えませんでした。しかし、All on-4ではインプラントを斜めに埋めることができ、骨の高さが十分でなくても施術を行えることが多いです。
※場合によっては6本埋めることもございます。
- 即日で食事も可能
- インプラント1本に対してかかる負担がAll on-4では少なくなっています。力を分散できるのでAll on-4手術をしてから即日で食事をすることも可能です。通常のインプラント手術では即日で食事はできなかったので革命的なメリットだと言えます。
デメリットはあるの?
メリットがあればデメリットもあります。
All on-4のデメリットについてご説明いたします。
- 保険適用外となります
- All on-4は保険適用外の自由診療です。そのため、保険が使える総入れ歯と違い、費用はある程度高額になります。
しかし、埋入するインプラントは4本のみなので、通常のインプラント治療をすべての歯に施すことと比べると経済的な負担は格段に軽くなります。
【具体的な治療費】
片顎あたり 2,000,000円~2,500,000円(税別)
※口腔内の状態や治療内容により個人差があります。詳しくは歯科医師までご相談ください。
- 手術が必要になる
- All on-4は4本のインプラントを埋入するので、手術が必要になります。
また、すべてのインプラント治療に言えることですが、手術後に痛みや腫れが現れることがあります。
『ALL-ON-4』の治療例
- All-On-4 (オールオンフォー)を施した後の上顎の写真です。
- 治療後、正面からの状態です。 All-On-4 ならその日のうちに食事ができます
- 4本のインプラントを埋入した直後のレントゲン写真です。